子供に英語を学ばせたいと思うのであれば、出来る限り幼い頃から勉強させたほうが良いと言われていますよね。
そのため、出来る限り早いうちから子供にホームステイを経験させたいと思う親も多いのではないでしょうか。
多くの留学斡旋会社では、小学校4年生から参加できるホームステイのプログラムを提供しています。
それならば、小学生をホームステイに行かせたいと思う時、親としてどのようなことに気をつけてあげたらよいのでしょうか。
ここでは、小学生の子供をホームステイに行かせる時、親としてできることについて紹介します。
小学校4年生で留学して大丈夫?ホームシックは1番の大敵
上述の通り、多くの留学斡旋事務所では小学校4年生以上の子供を対象にホームステイのプログラムを提供しています。
つまり、小学校4年生以上であれば、誰でもホームステイ留学に参加できるということです。
しかしその一方で、小学生の中にはまだまだ親と離れたことがない、親と離れて宿泊をした経験がない、という子供も多く、たった10日間のホームステイであっても深刻なホームシックにかかってしまう子供が少なくありません。
海外でホストファミリーとの生活は、どんな子供であってもそれなりのストレスを感じてしまうものです。
そのためホームシックそのものは珍しいことでは無いのですが、あまりに幼い子供がホームシックにかかってしまうと、泣いてばかりで夜も眠れず、ホストファミリーとも全然話をすることができない、という状態に陥ってしまうことがあります。
それでは時間もお金ももったいないですし、何よりも子供に良い経験をさせたいという目標が達成出来ませんよね。
ですから、小学生の子供にホームステイを経験させたいと考える際には、まず子供が親元から離れても大丈夫かどうか、冷静に考える必要があります。
夜は部屋を暗くした状態でも子供は寝られる?小さなライトを持参させよう
海外には豆電球がない!?部屋は暗くして寝るのが当たり前
夜寝るとき、豆電球をつけっぱなしにしているというお子さんも多いのではないでしょうか。
暗闇でも眠れるという子供もいれば、豆球がなければ眠れない、少なからずどこかにライトがついていなければ怖い、という子供もいるかと思います。
実は、海外には豆電球がないことがほとんどです。
夜眠る際に電気を消すと、家中が完全に真っ黒になってしまうということも珍しくはありません。
電気代を気にして、夜は電気をつけたがらないという家庭は少なくないのです。
小さなライトを持参しよう!現地で購入してもヨシ
豆電球を付けて寝ている子供の場合、ホームステイ先に豆電球がないという状態に慣れることができず、真っ暗闇が怖くて眠ることができないという小学生は少なくありません。
また、ホストファミリー宅といえども他人の家ですから、夜中、トイレに行きたくなったときに真っ暗でどうしたら良いのかわからなくなってしまい、トイレを我慢してしまうという子供もいます。
これでは健康状態に影響がありますし、ホームステイを楽しむことができません。
せっかくのホームステイ期間を充実したものにするためには、夜はしっかり眠る必要があります。
そこで、小学生でホームステイに行かせる場合、豆電球がなければ眠れないということであれば、小さなライトを持参させましょう。
100円ショップなどでも便利なものが売られていますので、そのようなもので問題ありません。
ちなみに、アメリカやカナダは日本と電圧もコンセントの形も日本と同じですから、日本で売られているものを持参して大丈夫です。
ただし、オセアニアやヨーロッパは電圧もコンセントの形も日本と異なりますので、注意が必要です。
持っていくのを忘れた場合は、現地でお店に連れて行ってもらい、小さいライトを購入するのでも良いでしょう。
遠慮なくコーディネーターに相談しましょう。
ホームステイ先で問題が生じたらコーディネーターに相談しよう!遠慮は禁物!
ホストファミリーは、日本からやってきた小中学生を家族のように迎え入れてくれます。
しかしそれでも、ホストファミリーと文化や考え方が異なり、心から楽しむことができない、ホストファミリーと会話ができない、という状態に陥ってしまう子供も少なからず存在します。
例えば、ホストファミリーによっては1日に2回しか食事を取らない、特に朝食を取らない家庭があります。
きちんと朝ごはんを食べることに慣れている子供の場合、ランチの時間までお腹が持たないということも多々あります。
小学生は育ち盛りですから、すぐにお腹をすかせます。
また、ホストファミリーが仕事で忙しくて、一人ぼっちで夕食を食べなければいけないという経験をする子供もいます。
小学生の場合、お腹が空く、1人で食事をするのは嫌だ、などと思ったとしても、ホストファミリーに遠慮してしまい、なかなか相談ができないというケースも少なくありません。しかし、そのようなときのためにコーディネーターがいるのです。
ホストファミリーとの間に違和感を覚えたら、遠慮なくコーディネーターに相談しましょう。
ホストファミリーには、悪気がなく、純粋に習慣や文化の違いであることも多いので、相談すると案外すんなりと改善されたりすることもあります。
まとめ
子供が小さい頃から英語教育のために海外留学を体験させるのは、英語力を向上させ、異文化を学ばす上で非常に有効であり大切です。
しかしその一方で、小学生でホームステイ留学をすると、まだ幼いがゆえに抱えてしまう問題が生じてしまうこともあります。
子供をホームステイにいかせようかと考えるときには、その子が精神的に準備できているかを冷静に考えるのが重要です。そして万が一ホームステイ先で問題がしょうじた場合には、遠慮なく現地のコーディネーターと相談するようにしましょう。
子供が安心して海外留学を楽しめるようにするために、留学斡旋業者が存在するのです。
上手に活用し、子供の留学をサポートしてあげましょう。