幼児・小学生向けの英語通信教育教材のメリットとデメリットとは

アルファベットのA

幼少期は言語習得のスピードが速いと言われていますため、幼児期や小学校低学年から英語教育を始めるご家庭も多いです。

その英語教育の方法ですが、主に『シェーン英会話』等の子供向け英会話スクールに通わせる方法と、『ディズニー英語システム』等に代表される通信教育の方法があります。

この記事では、忙しいご家庭で人気の「通信教育タイプの教材」で、自宅で英語を学ぶことについて、メリットとデメリットについて詳しくご紹介します。

通信教育タイプの教材で英語教育を進めるメリット

自分のペースで学習を進めることができる

英語学習に限らず通信教育タイプの教材の最大のメリットは、時間の拘束が緩いことです。

家庭学習なので親が時間を取れるときに進めることができ、通学タイプのように決まった時間に時間をとる必要がありません。

小さい子は体調を崩しやすいということもあり、英会話スクールですと通えない日が出たりしますが、通信教育であれば柔軟に対応することが可能です。

進度が他の子供の習熟度に左右されない

通学タイプの英語教育ですと、マンツーマン・レッスン出ない限り、当然ながら他の子供と一緒の教室で学習することになります。

従って、他の子供の習熟と自分の子供の習熟度が大きく違う場合、自分の子供にぴったり合った指導がされない可能性があります。

周りのレベルが高くてついて行けない場合は理解できずについていけなくなり、英語に対して苦手意識を持ってしまうかもしれません。

逆に他の子供のレベルが低く、低いレベルの授業に参加させても、学習することがなく、高い月謝を払う意味がなくなってしまいます。

これは英会話スクールに限らず、義務教育以降の学校教育が抱える長年の課題でもあります。

一方で通信教育タイプの学習では、自分が得意なところはスイスイ進めることができますし、苦手なところはしっかり時間をとってフォローすることができます。

「今日は英単語を覚える日」「今日はリスニング能力を伸ばす日」等、子供の実力や気分に合わせて、適切な教育計画を実現できるという点で優れています。

通信教育タイプの教材で英語教育を進めるデメリット

英語でコミュニケーションをとるアウトプットの機会が少ない

通信教育の教材の主な内容は、CDやDVDを聞いたり見たりすして、英語の発音や表現などをインプットしていくことがメインとなります。

多くの通信教育教材は自宅完結型であるため、同年代の子供と友だちになって、関係性を作りながら英語をアウトプットする機会はほとんどありません

通学タイプの英会話スクールであれば、先生や一緒に授業を受けている子供達とコミュニケーションをとることができますが、この点が最大のデメリットと言えるでしょう。

英語通信教育教材の中にはこのデメリットを克服すべく、自宅での学習教材に加えて、独自にイベントを開催して英語で話すアウトプットの場を設けているのもありますが、そのような教材は少数派です。

アウトプットの場も提供してくれる通信教育教材を選ぶのであれば、ディズニー英語システムやベネッセのワールドワイドキッズが代表的な教材になります。

ディズニー英語システムでは子供の学習進捗度合いに合わせたイベントが数多く開催されており、イベントではネイティブの先生や他の子と遊んだりして英語でのコミュニケーション練習ができるようになっています。

モチベーションが上がらず教材を消化できない

通信教育タイプの教材が抱える大きなデメリットとして、強制力が働かないためにモチベーションの維持が難しいことが挙げられます。

自分のペースで学習できるということは、自己管理ができないとついつい学習を進めずにほったらかしにしてしまう危険性と隣り合わせです。

子供は自分の将来を考えて理性的に学習に取り組むことは少なく、楽しさや面白さを心から感じられることでないと、モチベーションが上がらない傾向があります。

最初は一人でも楽しそうにやっていても、それがずっと続く可能性は残念ながら低いです。

大人ですら通信講座を継続することは難しいことなので、子供にそれを求めるのはある意味酷とも言えるかもしれません。

デメリットを解消し、通信教育で結果を出す方法

通信教育タイプの英語教材で学習するデメリットを2つ挙げましたが、それでも通信教育に根強い人気が集まるのは、メリットが大きく、デメリットは解消する方法があるからです。

ただし、デメリットを解消するためには、親の協力が不可欠です。

アウトプットの機会を増やす方法

まず、アウトプットの機会が少ない点については、親が積極的に自宅で英会話の練習を行うのが良いでしょう。

親が一緒に遊びながら英会話をやってくれると、子供にとっても大きなモチベーションになります。

第二に、土日などに開催される英語イベントに積極的に参加させてあげましょう。

ディズニー英語システムを使うのであれば教材作成側が企画するイベントに参加させるのが良いでしょうが、そうでない場合は子供向けオンライン英会話レッスンを活用するのが良いでしょう。

通信教育を子供が怠けないようにする方法

親がやるべきことは、教材の費用を払うことだけではなく、その教材を継続して進めることができるようにフォローすることも必要です。

通学タイプのスクールはそこを先生がやってくれますが、通信教育の場合は親がその役割を担う必要があります。

きちんと計画を立てて、学習計画の進捗管理をこまめにフォローしてあげましょう。

お金を無駄にしないためにも、子供がちゃんと英語を習得できるようにするためにも、頑張ってサポートしてあげましょう。

まとめ

この記事では幼児や小学校低学年からの英語教育において、通信教育タイプの教材を使うことのメリットとデメリットについて、またデメリットを解消するために何が必要かをご紹介しました。

通信教育には2つの大きなデメリットがあります。

でもうまくデメリットを克服して使う事ができれば、スクールに通わなくて済む分、学習スピードや学習内容を柔軟に変えながら行うことができます。

通信教育型での英語教育は、親の協力次第では英会話スクールに通わせるよりも高い効果が期待できます。

自分の子供にはどちらのタイプが適しているか、よく検討してみるのがよいでしょう。

通信教育にしろ、英会話スクールにしろ、無料で教材をもらえたり体験学習ができたりします

気になる教材やスクールを見つけたら、無料資料請求や無料体験を申し込み、実際に見て確かめるのが良いでしょう。

子供の吸収力はすごいです。

他の子より1日早く英語の勉強を開始すれば、その1日分早く上達します。

「他の子に出遅れさせたくない」と考えるのであれば、気になったところには、今日にでもコンタクトしてみるのが良いでしょう。

子供の成長は、親の行動力次第です。

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