DWE(ディズニー英語システム)とワールドワイドキッズの徹底比較考察

家庭で子供に低年齢から英語教育をすることが流行り始めてから、「ディズニーの英語システム」と「ベネッセのワールドワイドキッズ」の二つの通信教育教材が人気を二分してきました。

『どちらの教材を選ぶのが良いか?』頭を悩ませるご家庭も多いことでしょう。

ディズニーの英語システム」と「ベネッセのワールドワイドキッズ」にはそれぞれ特徴がありますので、『どちらの方が自分の子供に合うのか?』を判断する材料として、2つの教材の違いを比較・考察してご紹介します。

価格検討!ディズニー英語システムとワールドワイドキッズでは費用はいくら違う?

ディズニー英語システムとワールドワイドキッズの価格には両者に大きな差があります。

ディズニー英語システムは教材費等の費用にいくら掛かる?

ディズニーの英語システムでは、全てのサービスを使える『フルパッケージ版』を購入するとなると、教材費は約90万円にもなります。

全教材を一括払いする場合、892,000円(税抜き)です。

教材費に加え、『ワールド・ファミリー・クラブ』の会員になるためには、さらに入会金や月会費かかり、英語をアウトプットする機会となる各種イベントに参加するには、その度毎に参加費がかかります。

ディズニー英語システムは0歳から小学校卒業までの12年間をカバーする教材であるため合計金額は高くなり、トータルで100万円強を見ておいたほうが良いでしょう。

12年で100万円強。

教材は一括払いだけでなく、分割払いもできるとはいえ、高いですよね・・・。

一般的には途方もなく高いと考える方が多いかと思いますが、考え方によっては安いと感じる方もいるようです。

それは英会話教室に通わせることと比較した場合です。

12年で100万円強は、月々に換算すると約7,000円になります。

12年間、一流の英語教育が月7,000円で受けれると考えると、ディズニー英語システムの教材費は、『実はそれほど高くなく、むしろ妥当な値段だ』と英語教育に熱心なご家庭は考えているようです。

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中古の商品がインターネットで出回っていますので、それを利用する手もありますが、この場合保証やイベントなどのサポートは受けることができないので注意が必要です。

ワールドワイドキッズは教材費等の費用にいくら掛かる?

ベネッセのワールドワイドキッズの教材費は約25万円になります。

ディズニーと違って年会費等はかかりませんが、たまにあるイベントに参加するためには参加費がかかってきます。

ワールドワイドキッズは0歳から6年間分の教材になりますので、幼児向けの英語教材という位置づけです。

学習期間がディズニーの方は2倍ですし、6歳以前の英語教材と6歳以後の英語教材では内容が異なるので単純比較はできませんが、ワールドワイドキッズよりもディズニー英語システムの方が高額です。

また、ディズニー英語システムの場合は全ての教材が一回で届きますので、事実上途中で解約して返金を求めることができませんが、ワールドワイドキッズであれば途中解約かできます。

合わなかったらやめるという選択肢もありますので、費用面ではワールドワイドキッズに軍配があがります。

教材内容の比較:ディズニー英語システムとワールドワイドキッズではどちらが充実?

基本的にはディズニーもベネッセもクオリティの高い音声教材と映像教材をメインとし、興味を持って見続けることで英語の音声や表現を覚えていくことができるように設計されています。

ただしその内容を厳密に分析してみると、ディズニーの方がコンテンツの充実度とレベルが高く、ディズニー英語システムだけで完結して英語が習得できるように設計されています。

ただし、ベネッセのワールドワイドキッズにあってディズニーに無い内容としては、『フォニックス』を学ぶ教材があげられます。

フォニックスとは、英語の音声とスペリングを結びつける規則性のようなもので、第二言語として論理的に英語を学ぶのに役立つ学問です。

子供に英語を習得させたい』と考えた場合、重要になるのがアウトプットの機会と頻度です。

英語のアウトプットの場としてのイベントの回数や開催地もディズニーの方が種類や頻度が多く、電話でネイティブと会話できるサービスも使えるため、ディズニーの方がアウトプットの機会が多いのが決定的な違いです。(ベネッセのワールドワイドキッズにも同様のイベントはありますが、頻度は少ないです。)

日本の学校における英語教育ではインプットばかりでアウトプットの場が少ないことが、日本人が英語を習得できない大きな理由の一つだと言われているので、その課題を解決しているのがディズニー英語システムであると言えます。

『絶対に英語ができるようにさせたい!』と考えるのであれば、ディズニーの方に軍配があがります。

実際、英語教材としての販売実績を考慮してみても、ディズニー英語システムが他の他の教材を大きくリードしています。

教材の映像クオリティ:ディズニー英語システムとワールドワイドキッズの品質の違い

映像教材の質については、圧倒的にベネッセに軍配が上がります。

ディズニーで利用されている教材映像は、改善されたとはいえ映像が古いです。

子供が日本のアニメ品質に慣れてくると、教材の映像は見劣りしてしまうのは否めません。

ただしストーリーや面白さ、学習の質ともにディズニー英語システムは練られていますので、生まれてすぐ0歳からこの品質に慣れていれば、大きな問題にはならないかもしれません。

子供には画像の綺麗さよりもコンテンツの面白さの方が重要だと思われます。

一方、ワールドワイドキッズの映像の質はかなり高く、現代アニメと比較しても遜色ないです。

また、知育玩具がディズニー英語システムにもワールドワイドキッズにもありますが、ベネッセのワールドワイドキッズの方はインテリアになるくらいデザイン性に優れているので、デザインの面ではベネッセに軍配があがります。

まとめ

この記事ではディズニーの英語システムとベネッセのワールドワイドキッズについて比較・考察してきました。

教材だけで『絶対に英語を習得できるようにさせたい!』という強い意思があり、別途英語教室には通わせないのであれば、内容が充実していてアウトプットの機会が多いディズニーの英語システムが適していると思われます。

一方で、家での英語学習としては小学校での英語教育に向けて、『少し英語に慣れさせておきたい』程度であれば、、費用面の負担が少ないワールドワイドキッズが良いでしょう。

どちらもオールイングリッシュの映像などを通して、その映像・音声とそれらが表す意味を結びつけることで言語習得を進めることにおいては非常にクオリティが高いものですので、自分の子供にはどちらがあっているか、よく検討するのが良いでしょう。

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