6歳を過ぎて小学校に入ると、英語の勉強も少しレベルを上げて教えることができるようになります。
とはいえまだ勉強に興味を持てない年齢でもありますので、いかにして子供の関心を英語に向けることができるかは、教え方はもちろんですが、使用する英語のテキストにも大きくかかっています。
この記事では子供向け英語クラスで英語の先生をしている筆者が、英語レッスンで使用しているイチオシのテキスト『smart English』をご紹介します。
『smart English』は、教師が子供に英語を教えるためのteacher’s manualもあるので、教え方に迷う講師の方や家庭教育するにもお勧めです。
もちろん、自宅での学習にも使えますので、英語の塾や英会話スクールに通わずに、ご家庭でこのテキストを使用するのありですよ!
e-future 社 【smart English】
小学1年生~小学3年生向けの英語学習テキストとしておすすめするのは、e-future社のsmart English シリーズです。
こちらは小学生向けのテキストで段階的に学べる7レベル展開になっていて、それぞれstudent book と workbook 、teacher’s manual があります。
1週間に1回の英語教室なら、ゆっくり取り組んで1年で1レベル、進度が早ければ1.5レベルという進み具合になると思います。
小学生も英語を楽しく学べるオールカラーテキスト
こちらのsmart English シリーズもオールカラーの楽しいテキストです。
小学生くらいの登場人物が出てきて、家族の紹介や身の回りの生活を短い英語で紹介していく様子が子供たちも親しみやすいようです。
同じ単元練習が3~4回で1セットになっているので、反復して練習することができます。
また、新しい単元に入る時には、単元のフレーズが入った歌やチャンツが用意されています。
これは付属のCDで聞くことができるので、練習してから単元学習に入るとスムーズにレッスンを行うことができます。
ネイティブ英語によるヒアリング練習もできる
全レベルstudent book と workbook が用意されていて、student bookにはCDが付いています。
このCDを聞いて練習問題を解く設問も多いので、リスニングの練習も併せて行うことができます。
音源はネイティブ英語なので、英語のリズムや発音に耳を慣らすにも役立ちます。
日本人講師の先生が英語教室で使用するには、大変便利なテキストになっています。
段階的に増えていく英文で無理なく続けることができる
単元練習の中では同じ単語が繰り返しでてくるので、単語の定着も図れます。
英文も少しずつ段階的に長くなっていくので、子供たちも無理なく勉強をすることができ、英文が長くなっていることに気づいていないくらいです。
「いつの間にこんなに英語が読めるようになったの?」と投げかけると、自分たちでも驚くような目をすることがあります。
簡単だけど、少しだけ新しいことが出てくる。
このバランスが子供たちが無理なく勉強を続けるには大切で、それを実践できるこのテキストは使いやすく、何年も愛用しています。
ご家庭でも活躍する良質な英語教材ですので、小学校に通うお子さんの自宅学習用にもぴったりです。